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知りたくなくて失踪した 3

彼女の両親には土下座しました。
演技じゃなくて、本当に心から土下座しました。父親は俺を完全無視。
母親は、何となく呆れている感じでした。もう、結婚なんて言葉は綺麗に無くなってました。

彼女とは、別れました。ちなみに、俺は西村の事を聞かなかったし、彼女も言わなかった。
この指輪、持っていてもいい?と聞かれて、うん…と答えました。

よせばいいのに、俺は意地悪な質問をしてしまって。その時は、無意識に聞いちゃったんたけど。
ティファニーは?って。

『捨てたよ』『…似合ってたのに』
彼女は俺が、別れる、ゴメン…と言った時も、泣かなかった。俺も泣かなかった。
彼女は寂しそうに微笑んでいたけどね。いや、寂しそうかどうかは俺には分からないけど、寂しがってくれるといいな…なんて。

勿論、嬉しそうではなくて、強がってる感じでもなくて、多分、諦めなんだと思う。あの微笑。しょうがないなーって。
結局最後まで可愛いなァ…と思ってた俺は負けです。
あの時、作り笑いでもしてくれたら、ちゃんと嫌いになれたかも知れない。




>>
盛り下げるようなマネをして申し訳ないが。。。
疑問に思ったこと

1.
彼女と小学校以来の幼なじみなら、「小学校3・4年の同級生」の西村のことは知っていてもいいのでは?
2.
共に大卒なら、「お互い社会人になって、五年が過ぎた。俺も彼女も24歳になってた。」ってのは年齢があわんような…。


>>
マンモス校だったから。一学年で6クラスもあった。
さすがに彼女と一緒のクラスの奴の名前までは覚えてないです。

俺は今29歳。いい歳してこんな時間に何やってんだか…鬱。
24歳って、社会人になって2年ですね。5年って一体。


彼女は千葉の、俺の所へ会いに来る前に会社を辞めていたそうです。
今も多分、普通のOLしてると思います。会社は知りません、聞いてないから。
以前の様に、連絡を取り合ってなくて。やっぱり、別れたんだな…と。
2年以上経って、冷めた、って感じじゃないんです。そうじゃなくて、普通になったと言うか。

俺が消えた後も、彼女は淡々と仕事をしていたそうです。
君より何倍も偉いよ彼女…と、帰って来た後、仲人さんその他から延々と説教されました。

しかも居酒屋に呼び出しくらって延長戦です。酒が不味くなるよー。
俺は少し酒が回って来て、いい加減、俺ばかり悪いのかよ、黙って聞いてれば…と。

『俺のいない間、浮気してませんでした?』なんてポロリ。最低な発言でした。
『馬鹿じゃねぇの?』『冗談でもそんな事言うな』…散々でした。油注いでしまいました。
少し安心しましたけど。やっぱり俺の思い違いかな…と。


神奈川に戻ってから、俺は深夜、ローソンのバイトを始めた。時給980円、週4。
勇気を出して新車も買い、彼女の事も忘れて、1からスタートするつもりだった。

でも、家が近過ぎて。俺の家の前をよく通るんですよ彼女。時々、俺の部屋を見上げる事もあって。
初めは、まあ仕方ないよな、近くだし…なんて、部屋の窓際に隠れつつ、覗く様に見た事もありました。

見られているとも知らない彼女を一方的に見る行為は、かなり後ろめたかったけど。
ストーカーだな、これって…少し自己嫌悪して、何度か繰り返す内に、彼女が通っても、見ない様に我慢しました。多分、わざとと通ってたんだと思います。

俺は一切連絡を絶って、彼女に対して引き篭もりみたいな感じになってたから。初めは姿を見るのが辛かったけど、段々慣れました。



一年が過ぎ、二年が過ぎ…俺は深夜のバイトがローソンからサンクスへ移りながらも、新車のローンを抱えて一生懸命働いていた。定職に就こうと思えば就けたけど、何となく、毎月3万のローンが払えればいいかな、って。実家にいると、別に金も大して必要じゃないし。

ただ、彼女の家と彼のアパートの周辺だけは、自分の中ではずっと、立ち入り禁止区域のままで。
でも、親同士は少しずつ雪解けを始めていた。向こうの親とは、俺は一切会う事も会話する事もなかったけど。

『今日、恵理ちゃんのお母さんと会ったわよ』『あっそ』…無邪気に話し掛けるお袋の言葉は痛かった。

その名前はもう忘れさせてくれ、本当に。でも、俺はただ拗ねていただけなのかも知れない。
白馬の王子様じゃないけどさ、彼女が直接謝りに来て、仲直り出来るかも知れない、なんて。

でも、仲直りと言うか、会って話す気は更々無かったけど、悲劇のヒロイン気取って、ずっと篭ってた感じか、俺は。



俺はバイトと家の往復と言う、単調な日常の中で、少しずつ病んでいたんだと思う。
バイトの休みの日はよく、夜中に家を抜け出して、134号線をスッ飛ばしてました、江ノ島方面へ。

160キロとか平気で出してたけど、オービスは無かったみたい。交番のある交差点付近は減速しましたが。

暇な時って、部屋にいても落ち着かなくて。グルグルと意味も無く歩き回ったりしてて。車を運転してると、何となく気が晴れて。このまま死ねるかな…なんて、何回か考えたり。でも、自殺願望って言える物ではないです。

俺は千葉にいた一年で、すっかり「放浪癖」が楽しくなったらしい。家に帰って来てから2年間、家具らしい家具は買わなかった。部屋には、俺の服がハンガーに掛けてあったり、畳んで置いてあったり。

大き目のバッグの中には、俺の持ち物がほとんど入っていて。それから、布団。ベッドは家出の前にバラして処分しちゃったから、俺が家を出た後、部屋を見た両親はかなり驚いたらしい。家具がない、って。

発つ鳥跡を濁さず…それが礼儀と言うか、何と言うか。自分でも律儀だと思う。


本当に何もない部屋で。いつでも家出出来ます、みたいな。
自分でも、生活感がないと言うか、またいつか別の場所に行ってみたいな…なんて、漠然と考えていたんだと思う。

特に息苦しい生活、とか、この街にいると彼女の事ばかり思い出して鬱になる、とか、そんな風には思ってなかったけど。ただ、本当に微かな感情だけど、やっぱり俺、ここには長く住めないな…と。

ま、もう28歳だし、親ど同居ってのは実際辛い。
顔を合わせる分、余計な心配やら何やら色々と掛けてるみたいで。時々、簡単な会話すら苦痛になる瞬間もあったり、特にストレスなんて意識はなかったけど、立派なストレス持ちですね。

元々友人も少なくて、その少ない友人ですら、千葉にいた一年で、完全に断ち切れてしまって、バイトをしてなかったら、完全に引き篭もりです。バイト仲間って言っても、友達には程遠い関係。
どんな表情でも作り笑いに見えて、行く度にいつ辞めようか、いつ辞めようかって、そんな事ばかり。


去年の夏の話です。雑誌棚に、搬入された雑誌を並べていました。
ガテン「Uターン特集」…パラパラっと見て、あ、これいいな、って。
バイトの帰り際に買って、部屋で黙々と読みました。もう、居ても立ってもいられなくて。

不思議な衝動と言うか、読み耽る内にワクワクが止まらない。って、俺はつくづくガキだな…ちょっと鬱。
ま、新天地カモーンな訳です。俺、行かなくちゃいけないかも、みたいな。頭の中ではもう、家出計画策定です。でもどこへ行くのかは謎。とにかく、別の世界で新しい何かをしないと…と。

一瞬、裸の大将と気持ちが通じ合いました。そんな気がします。絵は描けないけど、オニギリは好きだし。
芦屋雁之助さん、ご冥福をお祈り申し上げます。俺は本気で、野に咲く薔薇の様に生きたいと思いました。


でも、すぐに飛び出す勇気もない俺。屁タレです…。
東に行くか、西に行くか…悩みました。東と言えば、もう千葉には行ったし、
雪とか、寒い所は嫌だな、と。なら、西?でも、大阪まで行くのはどうも、とか。

そんな感じで、半年ぐらいズルズル悩んでました。勿論、行った先の就職の事も考えて、就職情報誌も毎週毎月買ってましたけど。

Uターンってのが流行ってるんですね。
俺はUターンじゃないんですけど、田舎は神奈川だし。結局、クリスマスが過ぎた頃、静岡にしようと。名古屋大阪と東京の間を取って、静岡。温かそうだし、石垣イチゴあるし、お茶の国だし、静岡っていい所だよな…俺の夢も膨らみます。勿論、そんな単純な動機ではないですけど。

観光案内所の営業事務募集を見て決意した訳で、すぐに応募しました。
年明け早々、履歴書郵送、電話面接、日帰りで直接面接…って、今年の1月の話です。


今度は、親にはちゃんと話しました。『浜松で働く事にしたから』と。
最初は驚かれました。何の相談もなく、いきなり切り出したので。
でも、まあ仕方ないか…とか、よく分からないけど納得してくれて。『頑張って来いよ』と。
『今度はいつまでいるつもり?』『いや、分からない』そんな会話。

何の未練も無いって言うと嘘になる。やっぱり、家や街を離れるのは少し寂しかった。
でも、箱根を越えるとそんな感傷も忘れてしまって。

浜松は遠かった、実際。国1でダラダラ行ったんだけど、半日かかりました。ちなみに、やっぱり湘南ナンバーは珍しがられて、所長からも盗まれない様に、と忠告されたり。まだ盗まれた事はないですけど。

ちなみに、アパート借りる時は審査があるんですね…即日入居は出来ないって言われて、4日ぐらい車で寝ました。野宿も初体験です。もうしたくない経験ですが。
着いた次の日から仕事です。所長以下、皆いい人で。感謝してます、本当に。



何で俺が昨日から、ここでこんな話を始めたのか、って言う、根本的な原因を話します。


先月、彼女が営業所に来た。午前中、昼前。
かなり驚いたよ…何で?って。俺の親から聞いたんだろうけど。
どうして教えたんだあの馬鹿…。って言うか、今更何の用があるのか分からない。
もう二年以上も会ってないし。
俺は出だしから応対を狂わされた。

『いら…しゃあ』…間抜けだ。
『あ、ゴメン…忙しかった?』いや、忙しいとかそう言う問題じゃねぇよと。

慌てた俺は席を立ち、後ろの所長の所へ小走りに行くと、『すいません…知り合いの子で、ちょっと』と、小声で報告。
『すぐ戻ります』『いいよ、先に昼食って来て』そんな会話。
俺はいきなりの事で混乱した。
とにかく、いきなり職場に来るなと。来られても、何も話す事はないし。



俺はもう、職場放棄の後ろめたさで、かなりショックを受けつつ、必死に彼女を外へ連れ出そうと。
彼女を外へ連れ出す時の、後ろの方々の視線が気になって、視線が痛いと言うか、俺が痛い。

「元気そうだね…」
「うん」
「…」
「…」

会話が続かない。と言うか、会社は出たものの、どこへ行けばいいんですか一体。
取りあえず、近くの喫茶店に飛び込んだ。俺はコーヒー、彼女はアイスティー。
俺は何か話し掛けないと…って、そればかり考えていて。
結局、彼女がリードする形で話をしたんだけど、俺から話し掛けるのは正直、辛かった。

何か言われても、答えるのが精一杯って感じで。
せめて予行演習ぐらい電話でさせてほしい。もしくは予約を入れて、心の準備どころの話じゃない。
背中に変な汗をダラダラかきながらの応対。シャツが濡れて背中の感触も気持ち悪いし。


会いたくなって、ちょっと来てみた…らしいです、彼女。
俺は会いたくなかった。いや、子供じゃないからそんな事は言わないけど、
そっとしておいて下さい…と言いたい。構わないでと。

「こっちはどう?」
「まあまあ、かな」
「ゴメンね、会社」
「気にしなくていいよ」

いい人を演じてます、俺。ダメだよな、ちゃんと怒る時は怒らないと。
でも、怒りとか恨みとか、そんな感情は元々彼女に対しては持ってなかった。
いや、以前は持っていたと思う。でも、千葉の一年間でほとんど昇華した気がする。

少し冷静になって、目の前に座っている彼女を見ると、美人と言うか、何と言うか。
端から見たら、多分友達か恋人…なんだろう。何年振りかで、まともに彼女の顔を見た気がする。
あまり変わっていない彼女。やっぱり、会うと嬉しくなってしまう。懐かしくなる。


そのまま、昼休みが明けるまで、他愛も無い話をしていたと思う。
親は元気だとか、そんな事。テレビ見てる?とか、こっちの番組と違うの?とか。
俺は気まずい空気だけは作りたくなくて、彼女のノリに合わせるのに夢中で、俺は気を遣い過ぎてる気がする。
何しに来た!帰れ!…と言ってもいい資格があるはずなのに。

「鍵、借りてもいい?」
「え、いいけど」

良くねぇよ俺。って言うか、帰ってくれと言え…。

「待ってるから」
「あ、うん…」

うん、じゃねぇよ…orz
今だから冷静に突っ込めるけど、俺って主体性なさ過ぎ。心底馬鹿だと自分でも思う。


会社に戻りました…凄い鬱。もうね、好奇心の塊ですよ女子事務員。
やっぱり彼女いたんですねーとか。いや、彼女じゃないんですけど。でも、つい…
『もう長いの?』『幼馴染で…』『へースゴいね!』…何が凄いんだ何が。

いや、それ以前に、馴れ馴れしいよ事務員。人のプライバシーなんだから。暇な職場の暇潰しに丁度いい話題。
提供するつもりはなかったのに。
俺は『すいません…向こうから出て来てくれたんで』なんて、所長に彼女のフォローを入れる始末。お人よしと言うか、何と言うか、もう。

何か職場が和んでしまいました。俺自身は和むどころか、精神的にパニクってたんですけど。
でも、少しだけ期待と言うか、嬉しさと言うか、微妙なんだけど、上手く言えない。とにかく、家に彼女が待ってるって事で、やっぱり仕事は上の空で。

7時過ぎに真っ直ぐ帰りました。
普段よりもかなり急いで。

<続く>

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