FC2ブログ
アクセスランキング

人生敗北者の俺が初めてのラッキースケベ体験 2

本来であれば他人と偶然にも目が合ってしまった場合、すぐに視線を外すのだが横にいた女性は以前、電車内でゲロった女性と何となく雰囲気が似ていた。

なので、疑念のような視線を送ってしまった。

すると女性が

「あ、あの」

と話しかけてきた瞬間、


「あぁ、やっぱりあのゲロった人だ」

と確信した。


実のところ逃げ出したかった。

知らんぷりをしてしまいたかった。


が、返答した。


俺「……はい」

女性「こ、この前、電車で………の方ですよね?」




ずいぶん省略された質問だったが、無理もない。

俺はコンマ数秒悩んでから覚悟を決め…、


「あ……はい…もう具合、大丈夫ですか?」


あれから数日経っているのだからまだ具合が悪いわけがない。

ただ、返答としては間違っていなかったらしい。


「やっぱりそうですよね?!本当にご迷惑おかけしました」

ペコッと返答一発目で物凄く丁寧に謝られ、俺は密かにホッとした。

改めて女性を見ると、随分物腰の柔らかそうな人だった。

美人とか可愛いとかいうタイプの顔ではなかったが、おっとりした優しげのある顔だった。

なんだかんだで、あの日は最初から最後まで女性の顔はほとんど見えなかったからなぁ…。


俺「い、いいえ…俺何もしてないですよ」

女性「そんな事ないです。

本当に助かりました」


元々女性と話すのは得意でもなく、職場も年配のおばさん以外に若い女性は居ないので俺は少し緊張していた。

ちょうどその頃、待っていた電車がホームに入ってきた為、俺と女性は電車の中に乗り込んだ。

空席はたくさんあったが、何となく扉横の隅にある手すりの所に立つ事に決めた。

すると、女性も俺に添う形で近くの取っ手に掴まって俺に喋り始めた。


女性「いつもこんな時間まで残業とかされてるんですか?」

俺「あ、はい。

最近はほぼ毎日ですね…えっと…」


女性「はいw私も残業です…wでもまぁ今日はたまたま、というか」

俺「あぁ、そうなんですか。

お仕事、何されてるんですか?」

女性「っと…その、ゲームを作ってます」

俺「ゲーム?」


ゲームという言葉に思わず反応してしまった。

俺は結構ゲーム好きである。


女性「はい。

PS3とかのソフトを作ってる会社で働いてます」

俺「おー、凄いっすね。

俺もゲームやりますよ」

女性「本当ですか?!普段どんなのやってらっしゃるんですか?」

俺「…オンラインゲームとかよくやってますね…」

女性「お~・・・」


・・・どうやら女性が期待していた答えではなかったらしい。

俺「どんなゲームを作ってらっしゃるんですか?」

女性「…うーん。

最近は対戦系のゲームを…。

あまり有名な会社ではないので、知らないと思いますけど」


俺「何て名前の会社です?」


興味津々の俺。

女性「えっと、○×って会社です」


俺「あ、知ってる」

何が『あまり有名じゃない』だ。

ゲーム好きならそれなりに知れてる会社だった。

女性「ご存知でしたか?」

俺「はい。

でもすみません。

そこのゲームはやった事ないです」


女性「あらら…」

俺「すみません……」


ちょっと気まずくなってしまった。

この空気は嫌なので話題を変えようと思った時、


女性「…そ、それよりこの前の事なんですけど」

俺「え?」


女性

「その…会えてよかったです。

本当にありがとうございました。

ずっとお礼言いたくて」


俺「あ…いや、別に…」


ドキッとした……。

心臓がドクンってするのがわかった。

「会えてよかった」とか女性に言われるのは初めてだったから。


女性「あの日、友達との飲み会の帰りでして」

女性は淡々とゲロッた日の事を話し始めた。

きっと気にしているのだろうと思い、あえてあの日の話題は避けていたのだが、まさか向こうから話を振ってくるとは。


俺「お酒は弱い方なんですか?」

女性「はい。

なのであまり飲みません」

俺「あんまり飲まないタイプなのに、飲まされちゃった感じですか」

女性「久しぶりに会った友達と居酒屋に行って…、少ししか飲まないつもりだったんですけど…」

俺「…隣に居ただけでもお酒の匂い凄かったですよ」

女性「はい。

私、飲めないわけじゃないんです。

飲むとすぐ頭が痛くなるから飲まないだけで。

あまり悪酔いしたりもしませんし」


俺「あぁ・・・そういう事ですか」

女性「ただ、あの日は…」

俺「飲んだと」

女性「はい…。

ガブガブ飲んでました」


俺「ガブガブってw」

女性「お酒は嫌いなわけじゃないんです。

でも、しばらくすると頭が凄く痛くなってきて、後悔するんですよね…」


俺「あらら、それはまた難儀な体質ですね…」

女性「はい…」

俺「で、その帰りだったわけですね」

女性「えぇ、店を出た時点で既に頭は痛かったんですけど、改札口を通った辺りで吐き気までしてきて…」

俺「…」

女性「その日は、仕事で先輩に理不尽な怒られ方して、イライラしてたので…自棄酒飲んじゃいました」

俺「なるほど…」

女性「あとは……あんな感じです」

俺「色々大変でしたね」

女性「いえ、本当にご迷惑おかけしました」ペコッ

俺「あぁ、もう謝んなくていいですから」

女性は思っていた以上にお喋り好きだった。

俺も会話をしていて楽しかったのだが、どうしても払拭しておきたい事があった。

女性の態度からして大丈夫だと思いつつも、ハッキリさせておきたい事が。


俺「というか、すみませんでした」

女性「??」

俺「その…身体ベタベタ触ってすみませんでした」

女性「え?」


俺は過去に、駅のホームで並んでいる時に

「お尻を触られた!」

と前の女に叫ばれ、警察に突き出された事がある。


当時、俺は就職したばかりだった。

慣れないスーツに身を包んで会社へ向かう際に痴〇呼ばわりされたのだ。

完全に冤罪だった。

でも、証拠が何もなかった。

結果から言うと俺は幸い逮捕はされずに済んだ。

ホームの監視カメラに俺と女が映っていたらしく、俺が女の尻を触っていないのが映像で確認出来たとの事だった。

しかし、警察に取調べを受けている時間は正直、生きた心地がしなかった。

それからというもの、俺は電車を使わずに出勤する手段を考えた。


ただ、仕事を始めたばかりの平社員には金銭面で無理をする余裕なんてなかった。

電車出勤はやむを得なかったので、出勤時間早めにずらし、駅のホームでは最前列か男性の前にしか並ばないようにし、電車内では両手を手すりに置くか、座って手を組んだりスマホを扱うよう心がけた。

俺はその日から冤罪の恐怖を植え付けられた。

このゲロった女性が最初に俺の隣に座ってきた時、避けるように窓際に寄ったのはその名残だったと思う。


女性「はい?」

俺「あ、いや。

色々とお節介だったかなって思ってたので」


女性「??いや、そんなわけないじゃないですかwホントに感謝してますから」

俺「…だったら、よかったです」

女性「ははw」


女性が微笑んでくれて心底ホッとした。

言葉に例えるのが難しいけど、本当にホッとした。

俺は今日このホームで女性と再会した瞬間、逃げ出そうと思った。

冤罪の事が頭から離れない俺は、いつかこのゲロッた女性が現れて

「ドサクサに紛れて私の身体触ったでしょ!!」

と俺を引っ立てにこないか一縷の不安と恐怖を抱えていた。

親切心で介抱してあげたのだから、そんな筈が無いと思ってはいても、別に女性に介抱を頼まれたわけでもない。

それに身体を触ってまで色々してあげる理由もなかった。

だから俺はホッとした、この女性が俺に対して心から感謝してくれていた事に。


女性「それに、私の事庇ってくれましたよね?」

俺「え…?」

女性「私に袋を渡してくれたり、背中摩ってくれたり、顔にタオル被せてくれたりとか」

俺「……」

女性「あと、私に『大丈夫、大丈夫』って言って励ましてくれたり。

あれはホントに嬉しかったです」


俺「…え……??」

女性「見ず知らずの人にここまでやってくれる人がいるんだってちょっと感動してたくらいです」

俺「あ、…いや…」


何言ってんだこの人。

俺は内心で「運わりぃ~」とか「早く帰りてぇ…」だの思ってた腹黒だぞ。

別れた後はトイレですぐ手洗いうがいしたし。


女性「私の方こそ、ごめんなさい。

一言すらお礼も言わずに…。

何度お礼言っても足りないと思ってます」


俺「いや。

…そんなに感謝してもらえたなら、俺も嬉しいです」

本音だった。

こんなに良い人もいるんだなって思った。

ここまで親切に感謝出来るこの女性の方が腹黒の俺なんかよりよっぽど良い人である。

そんな事を思っていると…


女性「あの」

俺「はい?」

女性「よかったら、連絡先とか教えていただいていいですか?」

俺「え?」

女性「あ、ご迷惑であればいいんですけど…」


自分の情報を女性に渡す事に反射的に不安を抱いたが、すぐに迷いは消えた。

俺「全然構いませんよ」

女性「ありがとうございます。

ちなみにLINEとかやってます?」

俺「はい」

女性「おー!じゃあID教えて下さい!」


てな感じで、ゲロッた女性とLINEでやり取りをするようになった。

連絡先を交換した翌日に女性からLINEで連絡があって

『袋、弁償したいので今度一緒に買い物に行きませんか?』

とお誘いがありました。


弁償なんてしなくていいと断りましたが、どうしても!という女性の強い押しに負け、一緒に買いに行く事になりました。


その日、生まれて初めて女性とデートをしました。

そんな出来事があったのが、ちょうど去年の12月のクリスマス前の事です。

今もその女性とは恋人同士という形でお付き合いさせていただいています。

結婚はしていません。

性の関係にはなってます。

お互いに仕事が忙しいので月に1,2回しかデートに行けませんが仲良くさせてもらってます。

・他の体験談も探してみる⇒ FC2 Blog Ranking



関連記事



エッチな体験談


Fc2Blog Ranking禁断の体験

人気アダルトブログ☆新着情報


いろいろなシチュエーション | 【2018-07-15(Sun) 01:30:33】 | Trackback:(0) | Comments:(0) | [編集]
コメント
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


Copyright © 秘密のH体験談告白 All Rights Reserved. Powered By FC2. 
skin:*cuteblog*